技術資料

目次 

1. 目標
2. OpenBCIヘッドウェアの組立て
3. GUIインストール
4. 脳波の測定の準備
5. 脳波の測定の実行と動作確認
6. ジャンケンの出す手の分類学習
7. コードの変更点
8. 実行結果

1. 目標 

簡易脳波計をつけて,ジャンケンに負ける手を出すときの脳波から,出す手を脳波から事前に予測する.ジャンケンを実行してPCがジャンケンに勝つ手を出す勝率を表示する

注意 目標2はPythonを実行できる環境でやるので、その環境で目標1もやってください

2. OpenBCIヘッドウェアの組立て 

電極線の色サイトンボードピン
耳のクリップボトムSRBピン(SRB2)
FP1ボトムN1Pピン
FP2グレーボトムN2Pピン
C3ボトムN3Pピン
C4ボトムN4Pピン
P7オレンジボトムN5Pピン
P8ボトムN6Pピン
O1ボトムN7Pピン
O2茶色ボトムN8Pピン
耳のクリップボトムBIASピン
脳波装置.png

配線の色とサイドボードピンの組み合わせは一致しないかもしれないので、写真の通りの電極と一致するように写真と表を見比べて接続する。
以下のサイトを参考にして、同じように電極とデイジー・ピンのペアリングも行う。

電池パッケージを結束バンドなどで固定しておく。

リティとプライバシーから App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションの許可に設定する

3. GUIインストール~ 

以下のサイトでインストール http://openbci.com/index.php/downloads

4. 脳波の測定の準備 

USB.png

USB ドングルをコンピュータ側にでっぱりをスライドさせ、青いライトを点灯させる

Cyton1.png

Cyton ボードのスイッチは、上にスライドで PC 接続、下にスライドで Bluetooth 接続となる

今回はPC接続なので上にスライドする

Windowsの場合 

加工openbci.png

OpenBCI_GUI.exeを開いて

(1) LIVE from (Cyton)

(2) Serial(from Dongle)

(3) COM3

(4) 8CHANNELS

(5) START SYSTEM

以上の流れで実行できる

・今回は、8CHANNNELで行う

・USBドングルは2種類あるので、COM3と表示されるものを使う

・エラーが出たときはOpenBCIHub.exeを起動してからOpenBCI_GUI.exeを起動する

5. 脳波の測定の実行と動作確認 

・装着するときは電池がついている方を後ろ向きにする

・Session Date の Name でファイル名を変更できる(デフォルトで日付)

・実行できる状態か確かめるときは、AUTOSCAN から確認できる

・下部分に緑文字で "Successfully connected to Cyton using COM3" と表示されれば実行可能

・脳波がとれない場合はそのチャンネルの頭のねじを回すことで調節する

START SESSION を実行すると以下のような画面になり、左上の START DATA STREAM で測定開始、STOP で測定終了となる

gui.png

システム(この項目は、直接USBでデータを渡したほうが早い) 

Google Driveの中の"学生"→"08清水"に行き、"専門ゼミ脳波"のフォルダをダウンロードしてもらう

専門ゼミ脳波の中にはこれらが入っている

作業する場所にフォルダを作り、以下のプログラムと画像を入れる


黒.png
グー.png
パー.png
チョキ.png
zyan.png
ken.png
kati.png
make.png
hikiwake.png

6. ジャンケンの出す手の分類学習 

6.1 環境構築 

python3でやる

pipのインストールはこのサイトの「pipのインストール方法」を見てやる

モジュールのインストールは以下のコマンドで

Python で opencv を取り扱うためのモジュール

pip3 install opencv-python

マウスやキーボード操作を制御するためのモジュール

sudo pip3 install pyautogui

PythonにXlibを実装する

sudo pip3 install xlib

Pythonの描画ライブラリ

pip3 install matplotlib

高度な科学計算を行うためのライブラリ

pip3 install scipy

機械学習のライブラリ

pip install scikit-learn

データ解析を支援する機能を提供するライブラリ

pip3 install pandas

これ以外のモジュールを要求されたら、その都度インストールをしていく

"sudo","apt-get"のコマンドはwindowsではできないので、"sudo"のみのものは"sudo"なしでも大丈夫

"apt-get"はwindowsではできない

必要なコードとファイルは,Google Driveの/麻生/brainの中にあります
一応、国際学会では違う分析手法で発表したのでその時のコードもgakkaiというフォルダの中に一緒に入れておきます。(これは興味があれば見ておいてください。)

6.2 コードの実行 

tv.pyを以下のコマンドにより実行することによってシステムを動かすことができます。

python tv.py

6.3 分析の流れ 

⒈ 分析したい脳波データの部分を抽出する
⒉ 分析対象となる脳波のデータを独立主成分分析によって、分析に効果的であると考えられる成分を抽出する
⒊ 独立成分分析によって処理したデータをフーリエ変換
⒋ 周波数帯でシータ波とアルファ波、ベータ波に分割する
⒌ 分割したデータをランダムファレストにより学習
⒍ 学習したモデルを使って予測

6.4 実行 

実行手順

作業するフォルダを"brain"という名前にしてある(ここの名前は自分で変えても大丈夫です)

訓練データの取得方法とその後

"python tv.py" を実行
①:"ASO"を選択
②:"Start Date Stream" を押す
③:"date get" を押す
④:出てくる画像に従ってデータを取得
⑤:データ取得後、OpenBCIをSTOPさせる

やり方1.png

データを取得した後の処理方法(名前を「test5」に設定してある)

保存方法1.png

④の赤線部を"shimizu5_train"という名前でbrainフォルダにいれる

ファイルの移し方.png

これは tv.py の123行目にもいれる
これは X_tra.py の100行目にもいれる


じゃんけん実行準備

このときに"tv.py"の 451行目の( )内を 1 に変えておくと楽になる

"python tv.py の実行"
①:"ASO"を選択
②:"Start Date Stream" を押す
③:"date get"を押す

やり方1.png

データ取得した後の処理

じゃんけん保存.png


ファイルの移し方2.png


じゃんけん実行

"zyanken"を実行する前に、毎回、上の画像にある644行目のファイル名を変更する
(go10_train.txt の部分)

"python tv.py の実行"
①:"ASO"を選択
②:"Start Date Stream" を押す
③:"zyanken"を押す

じゃんけん方法1.png

7. コードの変更点 

tv.pyの変更部分

123行目

加工済み5.png

451行目

訓練データ部分1.png

486行目

加工済み4.png

492行目

ファイルの移し方.png

644行目部分

研究1.png

660行目部分

コマンドプロンプト.png

X_tra.pyの変更部

X_tra.png

8. 実行結果 

勝ち:3 負け:4 引き分け:3


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